国産メタンハイドレート開発

(News2013/02/05)

経済産業省は、次世代資源として期待される日本近海のメタンハイドレート開発を加速させる。

メタンハイドレート埋蔵推定地域

太平洋側では3月から試験生産。
日本海側では埋蔵量調査を今夏にも始める。

メタンハイドレートは、天然ガスの主成分であるメタンと水が結合した化合物で
分解すると体積の160~170倍のメタンガスが出る。

日本近海には国内の天然ガス消費量の約100年分メタンハイドレートがあると推定されているが
これまで採算性や安全面の問題などから政府の調査・研究は進んでいなかった。

しかし、福島第一原発事故による火力発電への傾斜でLNG(液化天然ガス)の輸入が急増し、
2012年の貿易収支が過去最大の赤字となる中で状況は変わった。

経産省はメタンハイドレートの新たな埋蔵調査と、過去の調査を踏まえた試掘を同時に進め
エネルギー輸入依存体質からの脱却を目指している。

《渥美半島・志摩半島沖》
産業技術総合研究所」と「石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)」が
砂層型と呼ばれる海底深くのメタンハイドレート産出試験を開始。
(海底からの産出に成功すれば世界初)
3月中にも試験生産を開始する予定。

《佐渡南海沖》
JOGMECの委託を受け、JX日鉱日石開発が石油天然ガスの試掘を4月から開始する。

《日本海側での調査》
海底数十メートルの浅いところに分布する表層型と呼ばれるメタンハイドレート
2013年夏から3年かけて調査する。
(北海道から島根の沿岸5~6か所の埋蔵量調査)

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