中ロ、原発増設で合意

中国の温家宝首相とロシアのメドベージェフ首相は12月6日、モスクワで開かれた定期会合で
中国の原子力発電所の増設に向け協議に入ることで合意した。

両国は、近く中国・田湾原発3号機、4号機の建設を開始することで合意し、
さらに5号機、6号機の増設についても協議を急ぐとしている。

中国は、発電の8割を石炭火力に依存しており、
石炭輸出国から世界最大の石炭「輸入国」に転落する中で発電コストはこの5年で2倍になり、
慢性的な電力不足の構造に陥っている。

夏ごとに大規模停電に見舞われる状況を変える方策として
中国は、「原発」の急拡大を方針化しているが
技術力も、技術者も、絶対的に不足している。

果たしてロシアとの協力によってこれを埋め合わせ
安全性を確保・維持することができるのか。
多くの専門家は疑念を表明している。

一方で、ロシア国内からも中国との経済協力を強化し「中国依存」を強めることへの
警戒の声が広がり始めている。

資源・エネルギー分野でも、経済成長モデルでも転換点を迎えた中ロ両国の動きを
今後注意深く見て行く必要がありそうだ。

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