恐竜の絶滅
地球誕生から46億年。
そしてそれから約40億年という長い時間の中で
二酸化炭素を激減させ、酸素を大きく増やし、オゾン層を形成して
「生命を育む地球」がつくられてきた。
植物が地上に上陸したのが5億年前、
節足動物(クモや昆虫の祖先)が上陸したのが3億6000万年前であり、
それから地球上には多くの生物が一気に繁栄を始める。
ただ、その後の生物は、
隕石の落下、超大陸の出現と分裂、磁気圏の消滅など様々な要因による大規模な気候変動で
何度もの大絶滅を経て、その中で進化を遂げ、現在にいたっている。
大きな絶滅期は11回あったと考えられており、
その中の一つである「白亜紀/第三紀境界絶滅」は、「恐竜の絶滅」として有名である。
- 11回の大絶滅期の中でも特に大きな絶滅期を「5大絶滅」と言うが、
恐竜が絶滅した「白亜紀/第三紀境界絶滅」は5大絶滅では「ない」。 - 恐竜は絶滅したのではなく、鳥類として生き残ったという説もある。
恐竜はなぜ絶滅したのか?
そこには現代の私たちに示唆するものが多くある。