高知市のバイオマス発電所稼働

高知県森林組合連合会、とさでん交通、出光興産で作る木質バイオマス発電所「土佐グリーンパワー(GP)」土佐発電所の稼働が始まった。

●発電能力・・・6250キロワット
(一般家庭で約1万1000世帯の電力消費分)

●敷地面積・・・1万2千平方メートル
高知県高知市仁井田新築(木材団地)

●燃料・・・木質バイオマス
(県内の山間部に放置された間伐材などの「未利用材」。7~8トン/年)



「土佐グリーンパワー」は、
(1)未利用木材の有効利用による森林再生
・・・林地残材等を有効活用することで、森林整備に貢献する
(2)木質バイオマス発電による環境への貢献
・・・再生可能エネルギーによる発電事業でCO2を削減し、地球環境に貢献する
 (年間のCO2削減は、2万トン)
(3)雇用創出・地産地消による高知の活性化
・・・雇用の創出(伐採・運搬・破砕・発電計130名)
  ・電力の地産地消
  ・地域活性化に貢献する
を目的に掲げており、
「未利用材」の加工から発電までを担う発電所の本格稼働は国内初となる。

高知県は面積の84%が森林。
スギとヒノキを中心に林業が盛んだが、伐採する間伐材のうち3割が山に残されたままの「林地残材」になってしまう。
林地残材は通常の木材よりも水分が多いため、乾燥の工程を組み込むことで発電用の燃料として利用する。
木材の破砕・乾燥から発電までを一貫処理するバイオマス発電システムは国内では初となる。

高知県は、環境省の温室効果ガス削減プロジェクトにも積極参加画しており、県内の事業者に林地残材の資源化を推奨してきた。
土佐発電所の稼働により、高知県の「森林資源循環モデル」はさらに活発化して行くだろう。

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