地球温暖化係数(GWP)

京都議定書は、温室効果ガスの排出削減について1990年比で各国に法的義務を課している。

各国の削減量は、総排出量に対するパーセンテージを適用して算出するが、
二酸化炭素以外(CO2)以外の対象ガスについては
地球温暖化係数(GWP)」を用いてCO2相当量で計算される。

対象ガスと地球温暖化係数(GWP)
 ・二酸化炭素 CO2 ⇒ 
 ・メタン CH4    ⇒ 21
 ・一酸化二窒素 N2O ⇒ 310
 ・ハイドロフルオロカーボン HFC ⇒ 140~11700
 ・パーフルオロカーボン PFC   ⇒ 6500~9200
 ・六フッ化硫黄 SF6 ⇒ 23900

例えば、
メタン1トンの排出は、二酸化炭素相当で21トン(1×21=21)の排出となる。